2006/8/25(金) 「時をかける少女」(2006)2006年08月25日 00:00


いい評判を聞いていたし、夏休みも終わり近くで空いたろうと思って新宿テアトルへ。ほぼ満席だったが、前寄りの好みの席が取れた。

オジサンが観るにはやや気恥ずかしいが、青春映画として真直ぐでいい。主人公(芳山和子じゃない--書いてみると古い名前だ。芳山クンもケン・ソゴルも総とっかえするのも分かる)が泣いたり笑ったり一生懸命なのが清々しい。美術の入道雲が夏休み間近の気分を思い出させてもくれる。
アニメーション技術として特筆すべきものはないし、声の演技も上手いとは言えないが、しっかりした脚本と緩急を心得た演出の中で、全体がバランスよくまとまっている。

原作や過去の映像作品を離れて楽しめた。
時代が変わっても古典として通用する作品だろう。
キャラデザがエヴァの貞本で、カヲルくん?とか思ったのは余計な感想。

帰宅後に角川の公式サイトを見たところ、マジョおばさんが芳山和子だった。ケン・ソゴルは関係者の記憶を消して去ったから、原作の後日談ってことでも矛盾はないか。

映画の後、GORI(⇒ 食べログ)へ。山形正宗と上喜元(喜は実際は七の三つ重ね)。今まで店の名前を出さなかったが、もう書いてしまおう。酒も料理も旨い。
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