2003/12/27(土) 八ヶ岳/北横岳2003年12月27日 00:00

そろそろ雪山に進出しようかと、無名山塾「軽アイゼンとストックを学ぶ会」に参加。
これまでは技術も何もなくただ歩いて山頂に立ってきたけど、雪山でそれをやったら死にそうなので、イロハから教わろうという訳で。
なにしろ雪山は初めてなので(そのつもりはなかったのに行ってみたら雪だった谷川岳みたいな莫迦なことはあったけど)、ウェアの上下内外やら雪山縦走に使える靴やらサングラスやら買い揃えて10万円以上。ただ、今回ワンタッチの10本爪アイゼンは友達からの借物。
お金は掛かったけど、何か新しいことを始めようという時はワクワクする。

当日の参加者は、無名山塾の遠足クラブの会員5名に、ゲストは自分と女性の2名。講師は草野匡紳氏。総勢8名、男女比は半々。

茅野駅からジャンボタクシーでピラタスロープウェイ山麓駅へ。11時乗車。山頂駅で最終身支度。目出帽からアイゼンまで一揃い身につけてみるのは初めてで、メガネの上から目出帽を被り、さらにサングラスを着けるのにもたついたり。
天気はまあまあだけど、雲も多く、少し離れた山は見えない。赤岳さえ見えなかったけど、どうせ足元にばかり目が行っているので関係ないか。
講師からアイゼン装着時の足運びなどアドバイスを受けつつ歩く。標識やロープにエビの尻尾が付いている。アイゼンの爪をちょっと裾に引っ掛けたり、足を下ろす時に前爪の分が意識に入ってなくてバランスを失いそうになったり。しかし、トレースがしっかりしていることもあって、慣れてくるとうまく歩けるようになった。
完全装備だと登りはちょっと暑いと思っていると、以前、メガネの人が寒風に吹かれてものの5分ほどで肌に接する部分が水ぶくれになったと講師の話。今回はそんなアクシデントはまったくなくてよかった。
北横岳ヒュッテで15分休憩、各自持参の食料で昼食。
ちょっとした急坂の後は平坦な道になり、無事に北横岳山頂を踏む。風が強く、やはり眺望はなし。カメラを持っている人が写真を撮ってもらったり、集合写真を撮ったりして、さっさと降りる。
降りる時にはかかとでのキックステップも練習。さらに北横岳ヒュッテでアイゼンを外し、多少の登りでつま先のキックステップもする。下り始めでは自分の呼吸でサングラスが曇って足元が見づらかったけど、ヒュッテあたりから曇りもとれた。目出帽やジャケットで口元を覆うと曇りやすいということだけど、事前に曇り止めを塗っておかないと危ない。坪庭近くまで降りてくると、ダイアモンドダストが美しかった。
山頂駅に着き、軽く体操して雪山体験コースは完了。装備を外して売店でおやきや適当な飲み物など頼む。15:40のロープウェイで降り、再びジャンボタクシーで茅野駅へ。上り特急までに少々時間があるので、手近なレストランに入って軽く食事する。列車ではみな適当に座って、あとは八王子で降りる人もあり、流れ解散。

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