まぬけ時空の片隅で

「シン・仮面ライダー」鑑賞＠イオンシネマ熊谷。

おそらくＴＶシリーズからの小ネタや設定テンコ盛なのであろう、一回観た限りではストーリー上の疑問が残り、映画としての結構も把握しきれなかった。

改造人間は今作では「オーグ」と呼ばれる。昆虫とか爬虫類とかコウモリとかハイブリッドする対象毎にショッカーの中に複数の製造グループがあるらしい。そのオーグと順に対戦する中に２号ライダーも参戦。ラスボスはチョウオーグだが、これがショッカーの首領という訳でもなく、観察者Ｋ（デザインがロボット刑事だ）はいるし、次なる敵としてコブラオーグが言及されるしで、続編を作れる終わり方になっている。言い換えれば、一本の映画として纏まりがついていないように見える。

ということで、映画としての評価は保留。2～３回観ればおそらく腑に落ちるところもあるだろう。

とりあえずは肉弾戦（ＣＧ描写を含め）、特にライダーキックを正面から捉えるアングルがカッコイイ。