2022/2/14(月) 「地球外少年少女[後編]」2022年02月14日 12:55

「地球外少年少女[後編]」鑑賞@新宿ピカデリー。

近い将来の商業宇宙ステーションという舞台も面白いが、AI性善説のシンギュラリティSFの側面が強い。また、前編(https://marukoba.asablo.jp/blog/2022/01/28/9459599)から引き続いてステーションからの脱出劇と思っていると、地球規模に話が広がって「そっちへ行くか」と意外性あり。
「ゆりかご」から現実空間にも電脳世界にも開かれていく正しいジュブナイルだが、「ゆりかごを出たり入ったりでちょうどいい」という結末も、ひとつの価値観に凝り固まらず誰も切り捨てないスタンスで心地よい。
宇宙、AI部門で、自分の中の殿堂入り作品。劇場公開限定版のBlu-rayを購入したので全編通して反芻しよう。

2022/2/18(金) 「グッバイ、ドン・グリーズ!」2022年02月18日 11:35

「グッバイ、ドン・グリーズ!」鑑賞@イオンシネマ熊谷。

宇宙よりも遠い場所」のいしづかあつこ監督作品。キャラデザ(吉松孝博)、音楽(藤澤慶昌)、制作会社(MADHOUSE)も共通で、その線からの期待作。しかし、「よりもい」シリーズ構成・脚本の花田十輝は参加せず、今作ではいしづかが脚本も担当している。

冴えない二人組ロウマとトトにアイスランドから来たドロップが加わり、どこか強引に引っ張りまわしていく。ロウマとトトも一歩を踏み出し、二人でアイスランドへ。一瞬一瞬が貴重な、「宝物」を探す青春の旅。

「よりもい」の成功は女子高生四人組の活写によるところが大きく、それは監督と脚本のタッグの手柄と思う。今回は脚本がやや粗い印象。ゴールに向けてストーリーを丁寧に繋ぎ、三人の関係性や各人の内面をもっと掘り下げれば、最後の仕掛けがさらに効いただろう。95分の上映時間では限界があるかもしれないが。
・・・と書いたが、駄目な作品ではない。二人が旅の果てに見つけ出す大滝は美しかった。

2022/2/25(金) 外秩父七峰縦走2022年02月25日 00:00

毎年恒例の外秩父七峰縦走。
直線距離42.6km、累積標高3142.5m、所要時間10h45m。スマホ計測による歩数は66586(最寄駅往復約2km含む)。
2週間前の雪は残っていても道は出ているだろうとアプローチシューズで行ったら、笠山~定峰峠では一面白い箇所がかなりあり、さらに踏まれた部分が凍っていたりで時間が掛かってしまった。
笠山
堂平山
定峰峠以降はだいたい道が出ていたが、大霧山からの下りではまた滑った。
中間平から下りる途中にあった「サンショウウオの里」、以前から空き家らしかったが、今回更地になっていた。里の梅は咲き始め。

■今回のルート
外秩父七峰縦走ルート(1)
         前半:小川町駅~定峰峠
外秩父七峰縦走ルート(2)
         後半:定峰峠~寄居駅
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