2007/7/29(日) アニドウ上映会2007年07月29日 19:00

久々の上映会@なかの芸能小劇場。K田・T(ミクシィネーム:さざんかQ)氏、S戸口(ミクシィネーム:++ungood)氏、K元・T氏、唐沢俊一氏という、いつもの面々。
本日のお題は「HOTな漫画映画大会」。なみき会長の前説に曰く、暑い時には熱いものと原題"HOT"で探したら多数ヒットしたのだが、実は"HOTEL"が大部分だったなど。結局は"FIRE"などの暑苦しいキーワードを加えて構成。

まず、ヤフオクで落としたというTVアニメの予告等+火の用心の教育的な一本。これが弥生時代ふうの人たちが噴火口に水をかけたり石を載せたりという、どうもピントのずれたお話。
次は'30(昭和5年)のサイレント実写による教育映画。やはり火災予防だが、無駄に萌える場面(公衆電話で火事を通報する美人とか)や無意味なカット(電気火災の説明で、部屋の中でチャンバラをやるが火災原因は全く別の漏電とか)があり、それも面白い。また、現在とは発想の異なる消火器が新鮮。火に向かって何か粉末をボスっとかけるのだが、それが単発銃の如く一回限り。フィルムが途中で切れていて結末が判らない。これが今回の目玉か。
次は東映動画のTVアニメキャラを使った火災予防もの。今となっては珍品だろうが、キャラを活かしきってない、ふーんと言った程度の作品。

リールが替わってアメリカ短編。ブチブチと止まったり切れたりするのは慣れっこで会場も静かなもの。
おそらく本来は音声あり、クレジットなしのため年代不詳の作品。猫たちの過激な火遊びでお家は丸焼け。
以下、暑苦しいセールスマンの登場するベティ(つまらない作品だが、セールスマンが鳥羽秘宝館のマスコットにそっくりとは、K元氏の指摘 ⇒ 小田原建築探偵/鳥羽元祖国際秘宝館・SF未来館)、ポパイ(フェイマス・プロ時代のカラー作品だが、色が滲んでる)、WDのMMにスーパーマン。

最後のリールは、作者である浅野恵(さとし、別名:森野佐登志)氏からニュープリントを買ったという'49作品から。火事を出すのは最初のリールの東映動画作品と同じくブタ。どうぶつ村の裁判と思ったら証言に立つのが電化製品やマッチで、最終的に悪いのは不注意というのがちょっとシュール。
次にLooney TunesのPrivate Snafu。イランではラクダも暑い。WDの'30モノクロは、クレジットに表示はなかったと思うが手元の資料によるとSSシリーズの一本。最後にもう一度ベティ。

小粒な作品がほとんどだったが、単独で見たら退屈な作品も並べ方によって結構見られたりする。面白さの感覚なんて相対的なものだ。

終わって雨の中、餃子の珉珉(みんみん)へ。チンタオビールと紹興酒、焼き餃子、水餃子、ジンギスカンなど。11時前に店が終わってしまったので、もう1軒アボット・チョイス。自分はアボットエールとギネス。K田氏はジンジャエールを甘いの辛いのと頼み、辛いのをなめさせてもらったら本当に生姜の味。そこからアステアの相手役はジンジャー・ロジャース、ラムちゃんの後輩はじんじゃあ、ぺっぱあともう一人は?などと脱線。フィッシュアンドチップスのフィッシュを人数に合わせて5切れにしてくれた。ちょっと立ち寄ってビールやワインをひっかけるのによさそうな店だ。

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