2005/10/13(木) アニドウ上映会2005年10月13日 19:00

18時半過ぎに到着すると唐沢俊一氏と六花(ミクシィネーム)氏が既に定位置に。間もなくK田・T(ミクシィネーム:さざんかQ)氏登場、K元・T氏は休憩時間に少し後の席にいらっしゃっていた。
上映が始まるまで、ブラック師匠の息子の秀次郎君は皆に可愛がられる、泣かせたのはうち(唐沢氏)の女房くらいだ、誰もが甘やかしてくれる訳ではないと子供のうちに仕込んでおかなくては、などの話。

今回は「仲秋の名月?特集」。なみき会長、昨夜テーマを考えては捨て考えては捨て、月に決めたのはいいが眠くてTVアニメではなく実写フィルムを繋いでしまったとか。続けて、かつて見たフィルムに「日公」とあり何のことか分からなかったが、シネスコを切り詰めて「近日公開」の左右がなくなっていることに気付いたという話。これをマクラにして上映開始。

まずは怪獣映画のダイジェスト「ジラ対ヘド」('71)。まあサイケと言うのか、光化学スモッグで校庭の生徒がバタバタというのも時代を感じさせる。
次も実写。「春雨じゃ濡れていこう」のサイレントチャンバラ映画('25)。殺陣はやっ。字幕映写みじかっ。
次は実写からTVアニメになった「ど~この誰かは知らないけれど」の1本。'72年。これも背景がサイケ風味。昔のTVアニメでいつも感じることだが、子供の自分はこれを納得して見ていたのか? 今なら笑ってツッコミを入れられるが。
ここで休憩。なみき会長が出てきて、「月○仮面」がアニメの世界に入るきっかけだった、この詞でこの曲は許せん、と「月の光を~」とちょっと歌う。上映したフィルムにエンドタイトルはなかったが、これでエンディングを思い出した。

なみき会長が「画面よりキズの方が多い」と言うアメリカ製かぐや姫は意外とまともな出来。輸出向けに日本で作ったような印象である。傷も縦線が出ているだけなのでさほど気にならない。
フライシャーはビン坊を1本。画面のcopyright表示は'30だったと思う。火星ではすべてがあべこべ。
次のラリー・ジョーダンは'69年。時代の風を吸ったアートだったのかも知れないが最早さっぱり分からん。
アヴェリー('48)でホッとする。中身はホッとするどころではない狂気の月世界だが。

休憩が入って、WDを1本('30)。タイトルにはなかったと思うが、手元の資料によるとSSの一編。
チャック・ジョーンズはダフィー・ダック('53)。お馴染みの火星人と惑星を争う。
トリはドリエッセン「ティップ・トップ」('84)。上が下か下が上か。メンドリの産んだ卵が月に落ちる。

やはりアヴェリー、ジョーンズはいいなぁ。何回見ても笑える。しかし今回一番受けたのは「月光○面」。お約束の展開のテンコ盛り、分かりやす過ぎてシュールの域に達した表現が素晴らしい。

終わって5人でサンモールの福羊(ふくラム)に入る。K田・T(ミクシィネーム:ぽんさQ)氏も登場。
肉に油がないのが北海道人の唐沢氏・六花氏には不満。たしかにお上品でやや物足りない。タレなど自前で用意しなくてはならない、これから寒くなりコートをばっと開くといろいろと仕込んであったりして、とバカ話。ガルシア・マルケスからマルケス・ブラザーズとか。六花氏は途中退場。

場所を代えて路地に入り、カウンターのみのウォトカの店ジュラーヴリ。照明が暗室の如くに赤い。冷えたウォトカが表面張力でグラスに盛り上がる。シンプルなの薬用酒みたいなの爽やかなのといろいろ5杯も飲んだか。さざんかQさんが先に店を出られたところでお借りしていた三池崇史2枚と「スカイ・キャプテン」DVDを渡す。持参したのを危うく忘れるところだった。

いい具合に酔っ払ってタクシーで北千住の叔父宅へ。
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