2024/12/16(月) 二宮神社、正勝神社~オオカミ狛犬探訪 ― 2024年12月16日 00:00
天気も好いので、あきる野市方面へバイクを乗り出した。
まずは武藤郁子『縄文神社 首都圏篇』で読んだ二宮神社。
⇒ グーグルマップ
路肩の駐車スペースの下に湧水池があり、澄んだ水にたくさんの鴨が浮かんでいる。この池も神社の一部で、『縄文神社』ではこちらが神社の根源と見立てている。さもありなんという雰囲気だ。
神社へは道路の反対側の階段を上がる。
拝殿は特に彫刻など無いシンプルな造りだが、本殿には室町時代後期以前の建築「宮殿(くうでん)」を収めるとのこと。
この地で出土した縄文土器等を展示している二宮考古館が休館日(月・火曜日・祝日)だったのは残念。
次は、天保十(1839)年のオオカミ像があるとの情報をキャッチした正勝神社。
⇒ グーグルマップ
拝殿前の御神灯も文政十一(1828)年と古い。
目当ての像は本殿の右に置かれた覆い屋に単独で祀られていた。形としては口を閉じた吽形に思えるが、阿形が口を開けているとは限らないので、なんとも言えない。もともと単独だったのか、それとも片割れが失われたのか。年号は台座に彫られている。背後の護符は武蔵御岳神社のもののようだ。
最後に、眺めが良いという赤ぼっこ(⇒ おうめ観光ガイド/長淵山ハイキングコースMAP、グーグルマップ)に寄ろうと思ったのだが、グーグルに任せたら林道終点に案内され、あとは「徒歩1分」などと宣(のたま)う。しかし、林道ゲート横から山に入っていく道を辿るとお墓があり、その先は頼りない踏み跡。1分どころではないがこの上なのかと、踏み跡や昔の作業道のような地形を追い、枝を分けて登ると未舗装路に出た。が、GPSを確認すると赤ぼっこは道を外れてまだその先。これは到底行きつけないと引き返した。駐車地点から往復30分、つまらない汗をかいてしまった。
本日の走行距離、約100km。
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