2013/7/16(火) 登山やつれ? ― 2013年07月16日 23:30
デナリから帰って(https://marukoba.asablo.jp/blog/2013/06/22/9443339)1ヶ月近く。
帰国後、やたらと腹がへってバクバク食っていた。から揚げ定食とかトンカツとか普段あまり頼まない脂っこいものや、ビスケットを開ければ一袋一気食いとか。
それもようやく落ち着いた感じ。むしろ食いすぎかと思っていたのだが、先ほど風呂上りに測ってみたら62kg足らずだった。
・・・出発前より軽いじゃん。帰国直後は少し増えていたのに。
高所登山すると、行動中よりも下山してからやつれるのだという。腹がへっている間はやっぱりやつれ気味だったのかなぁ。それが戻りつつあるところか。
しかし、このまま惰性で食っているとリバウンドがきそうだ。そろそろ「今度はお茶が怖い」という方にもっていかないと。
2013/7/27(土) 劇団テトラクロマット「銀河廃線」 ― 2013年07月27日 18:00
facebookで無名山塾の先輩、坂口理子さんからの招待を受け、休日出勤ついで(どちらがついでかはビミョー)に18時からの回を観劇。理子さんに取ってもらった席もよかったが、そこが3人連れに挟まれていたので入れ替わったら自分が舞台の真正面になった。絶好のポジションで楽しませてもらいました。
「銀河鉄道の夜」を読み直して行ったのは正解。賢治を幹に、独自のストーリーを絡めた脚本。主役のジロウ、カンチャンの名があの二人からきていることは観ていて分かったが、帰宅してからHPを見て、二人のフルネームと、もう一人、汽車に間に合わなかったエリについても合点がいった。
自分は演劇についてはシロウト(金を払って見た回数は片手で足りるくらい)だが、ホテルの一室からトンネルへ、汽車の座席へと変わる大道具や、黒子から学級の子供から汽車の乗客、果ては銀河の穴(石炭袋、コールサック)まで変幻自在の役者さんたちの使い方にも感心する。
しかし、怖い話である。20分停車の間の化石堀りは賢治にあるが、それを換骨奪胎したのが脚本のキモだろう。自分の7~8割は「化石」で埋まっているのではなかろうかと思ったりする。
「銀河鉄道」との符合とか、もっといろいろ重ね合わされていそうな意味とか、映画だったら見返して考えるところだけれど、一期一会も演劇の魅力だろうか。
「ほんたうのさいはひは一体何だらう」(by 賢治)
帰りに池袋の萬屋松風で旨い酒を飲んで幸せな自分は、埋まった心の浚渫が必要かもね。
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