2011/1/16(日) 甲府北山・興因寺山~白山2011年01月16日 00:00

無名山塾の自主山行。本来は自分が担当のユースメニューだったが参加申込がなく中止、しかし割合に面白そうなルートなので、そのまま自主山行として実施することにしたもの。
甲府駅からバスで10数分の地点から歩き始めて5~6時間程度のハイキングだが、面白そうなのは、昭文社の山と高原地図にルートとして載らず、Web検索すると結構迷ったという記録の多い、ルートファインディング要素のある行程らしいこと。山名の由来となった興因寺を基点に、穴口峠~興因寺山(854.5m)~淡雪山(790mピーク)~金子(きんす)峠~和田峠~白山(しろやま)~湯村山~湯村温泉と歩く。
参加者はI干・S氏、N瀬・C氏(女性)、最近入会して初対面のA田・K氏で計4人。

昨日からのニュースで寒波だ大雪だと脅されたが、甲府は晴れ時々曇りといった程度。風はさすがに冷たい。コース前半では足元に昨日以前の雪が薄く残っていた。天気がよければ北・南アルプスの山々まで見えるということだが、雲に隠されていたのは残念。
ルートも思ったほど難しいことはなく、踏み跡やテープを辿り、要所で方位確認すれば十分。その点は多少物足りないが、ユースのコースとしては手頃だろう。

興因寺 9:30~登山口 10:00~穴口峠 10:30~興因寺山 10:45~淡雪山 11:30。
興因寺山
          興因寺山
金子峠手前
          淡雪山
金子峠の目の前に某宗教団体の建物があり、ここでトイレを貸してもらった。親切で感じの良い人でした。先代が芸術家でカメラの開発もし、それらの作品を展示しているとのこと。
和田峠の手前で車道に下り、千代田湖畔からふたたび山に入る。指導標に従って行くと花崗岩の、文字通りに「白い山」があるのだが、これが白山なのか?(13:00) 山頂の東屋にはサバイバルゲームの少年たちがいた。

地図上で道がT字になっている箇所が白山八王子神社。前に富士山、後ろに金峰山を望む山岳信仰の地。南側に下ってから振り返ると山体から岩が突出する様子が金峰山の隣の瑞牆山にそっくり。東の麓(興因寺の南西)には金峰神社もあり、吉野の修験者が金剛蔵王信仰を広める際、ここも山の様子が本家と似ていることから選ばれたのかもしれない。
瑞牆山にそっくり
アザラシ岩?
湯村山に上がって(14:30)から湯村温泉に降りて終了(14:50)。
太宰治執筆の宿・旅館明治で入浴してから甲府駅まで歩いた。

■今回のルート
興因寺山ルート

Google
wwwを検索 このブログを検索