2009/1/8(木) 「地球が静止する日」 ― 2009年01月08日 00:00
帰宅しようと思ったら電車が止まっているとの情報があり、池袋で20時過ぎのレイトショウを観ていくことにする。劇場ガラ空き。
オリジナル(「地球の静止する日」、1951年)の静謐さは何処へやら。「人類が滅亡すれば、地球は生き残れる。」と非常に分かりやすいところに落とし込んでしまうのは、ハリウッドの知的レベルが低下していることの現れか。まあ、エメリッヒ「インデペンデンス・デイ」やスピルバーグ「A.I」に比べれば遙かにましだが。ロバート・ワイズは偉かったなぁ。
しかし、どうせ派手にやるなら、大統領命令でマンハッタンに核をぶち込むくらいは見せて欲しいところだ。
クラトゥが人間の姿をしていることの説明や、ロボット・ゴートの実体など、個々のアイデアはなかなかよかった。
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