2006/9/13(水) アニドウ上映会 ― 2006年09月13日 19:00
定例の上映会。今回は持永只仁作品集+α。
顔触れはK元・T氏、K田・T(ミクシィネーム:さざんかQ)氏、S戸口(ミクシィネーム:++ungood)氏、自分。
斜め前の席には高畑勲氏がいらっしゃる。なみき会長の案内でそのお隣に着かれたのはどなただったのか。
持永氏の自伝出版記念ということなのだが、ご本人は'99年に亡くなられている。もっとも、作品を観る機会が少ないこともあって、亡くなられたことはまるで念頭になかった。
上映作は「+α」から。古いアメリカ特撮の予告編が2本-「黒い蠍」と「地球へ2千万マイル」-、それにベティさん誕生の秘密。いったん明るくなって、最近の上映会でTVアニメというと顔を出す雪室俊一脚本作。緩急自在じゃなく緩急を弁えぬ展開がウケた。
以下、持永作品と関連作品。「静」の川本に対して「動」の持永と言おうか、動きの中に生命を感じる。50年前のビール会社の宣伝フィルムが面白い。ほんの触りだけ上映した海外合作も案外いけそうで、全編見てみたい。もっとも90分もあったらアメリカンテイストにうんざりするかもしれないが。
関連2作はタイトルに「人形」が付いたり、自伝中で触れられたりといったもので、どちらもWDのSS。
終了後に4人で中華へ。紹興酒(K田氏はウーロン茶)に羊のシャブシャブ。S戸口氏から「天動説」vol.16をいただく。印刷も製本もきれい。表紙の可愛い女の子を描いた人はお坊さんになったそうで、「萌える般若心経」とか書けばいいのになどバカ言うと、と学会でも萌え系の発表が多くて、とK元氏。「萌え」もたちまち一般化して手垢がついて消費されてしまうのだな。
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