2006/7/16(日) 奥多摩・水根沢 ― 2006年07月16日 00:00
無名山塾の沢登り講習。14単位目。
東屋のコンクリートの上にツェルト1枚で寝たが、特に寒い思いをすることもなく目を覚ます。ゆっくり食事しても時間があまり、もうひと眠りしてから奥多摩駅前に集合。
講習生はS藤・H氏と自分のみ、講師は自分と一字違いのK林・H氏、CUとしてM原氏(女性)。K林講師は挨拶したことはあるが受講は初めて、M原氏とは初対面。身支度していると、M原氏がお弁当をくださった。
水根バス停から少し歩いたところに奥多摩むかしみち休憩所があり、そこでハーネスなど着ける。10:50出発。昨日の雨のためか水量多く、茶色く濁っている。
これまでに経験した丹沢の沢は底が石だったが、ここは泥が溜まっている。これが10年くらいで流されてきれいになり、また周囲の土が崩れて・・・と周期的に様子が変わるのだそうだ。
この沢はゴルジュが多い。滝は寝ていて登攀という感じではない。そこをヘツったり、胸辺りまで水に浸かったりして取り付く。ロープを使ったのは高巻いて懸垂で下りたのと、最後の半円の滝の確保のみ。
水は山葵(わさび)田のある辺りから澄んだ。その先の広い釜を持った滝で遊んでいるグループがいて、二人で輪になって滝を転がり落ちたり(地獄車かい)、3人手を繋いで飛び込んだり。
次の滝、講師は水流左側の斜面を上がった(初めて履く鋲つきの靴がフリクション効かず苦労している)が、自分は水流の中のあそこに足を掛ければ何とかなりそうとチャレンジ。しかし、次のホールドを探しているうちに滑って水を被り、釜に押し流された。大人しく斜面を上がったところで、S藤氏から「メガネは?」。ありゃぁ、水流に飛ばされたか。先ほど遊んでいたグループも加わって探してくれるが見つからず。遠くのディテールが見えないだけでそれほど困らないが、ゴミを残していくのが申し訳ない。
半円の滝は講師が肩絡みで確保するロープをカラビナでちょいと掛け、手足を突っ張って登る。この滝をウォータースライダーにする連中もいて、ホントに楽しく遊べる沢だね、ここは。
そこから登山道に出て、休憩所に15:20頃帰着。
駅に戻って旅館・玉翠荘の日帰り入浴を利用。すでに宿泊客の入浴時間になっていたが、特別ということで入れてくれた。
明日の海沢(うなざわ)講習のため東屋ビバーグの御三方(受講生ひとり!)と駅前で別れ、美味いと聞いていた駅前の蕎麦屋へ入ってみる。ところがこれが汚い店で間違えたかなと思うが、ともかく生酒とざる蕎麦を注文。出てきたものは予想を裏切ったのか期待に応えたのか、ホントに美味かった。田舎の蕎麦屋は侮れない。
最近のコメント